唐揚げコラム

東京都立川市|餃子のさんくみ|ショウガ風味豊かなジャンボ唐揚げを唐揚げ丼スタイルで食べ放題!

JR立川駅北口から徒歩で10分ほどの『餃子のさんくみ』

フタが閉まらない(?)唐揚げ丼が登場

数年前から、居酒屋さんのディナーコースやランチに〈唐揚げ食べ放題〉メニューを見つけることが増えました。大好きな唐揚げを満足ゆくまで食べられるということで、老若男女問わず人気があるようです。今回ご紹介する『餃子のさんくみ』は餃子が人気のお店ですが、ランチタイムに提供している「唐揚げ食放題ランチ」(1,100円)も大人気。❝唐揚げ丼❞の形式で提供されるこちらの食べ放題、オーダーするとまずは定量(ごはん約300g、唐揚げ約350g)で登場。都度、唐揚げとごはんを追加オーダーしていくスタイルです。

フタができないほどの山盛り唐揚げ!味噌汁に味変用おろしポン酢もついてきます

オーダーから数分で着丼ですが、山盛りの唐揚げにいきなり圧倒されます。フタが閉まらない、いや、そもそもフタをする気がないんじゃないの?と思ってしまいます。しかしこのフタ、単なるお飾りではないことがじきにわかります。

ショウガの風味が豊かな王道和風唐揚げ

のっかっている唐揚げは7個。サイズはいろいろですが、一番大きなものは70gほどはありそう。箸で挟むと、今度はその柔らかさに驚かされます。マシュマロでもつまんでしまったかのようなフワフワ感が箸から腕に伝わってきます。肉に箸が沈み込んでいくような感覚になる唐揚げというのは珍しい。

最大で1個70gはありそうな唐揚げ。肉に箸が沈み込んでいくような感覚があります

ひと口ガブリといけば、サックリした食感の衣にふっくら柔らかい肉。しかもショウガの風味がガツンと迫ってきます。❝王道の和風唐揚げ❞といった印象です。

フタを取り皿がわりに使えば、唐揚げを一時移動させてごはんを食べることができます

これだけ唐揚げがてんこ盛りだと、なかなかごはんにたどり着けません。しかしここで丼のフタの出番となります。このフタの上に唐揚げを3個ほど一時移動させると、千切りキャベツと白いごはんがお目見えです。これで唐揚げ→ごはん→唐揚げと食べすすめることができますね。

唐揚げ味変用のソースも充実

味変用のおろしポン酢にディップすれば、さっぱり感と涼感も得られてさらに唐揚げがすすみます。また卓上にはチリソースやマヨネーズ、餃子用のタレやオリジナルのラー油もあります。これらも味変で大活躍。ちょっと禁じ手っぽいですが、私は餃子のタレにラー油を溶かし、そこにマヨネーズを少し加えて、唐揚げをディップしてみました。マイルドなピリ辛感があって、これもアリ。食べ放題では味変ソースは心強い味方です。

おかわりは1個からオーダー可能。店員さんにフタを渡して盛り付けてもらいます(写真は3個)

唐揚げ7個を完食したところで、さきほどのフタを店員さんに渡して「唐揚げおかわり3個お願いします!」と言うと、すぐに唐揚げ3個を盛り付けてくれます。追加は1個から可能ですが、無理は禁物。食べられる分だけオーダーしましょう。

唐揚げ食べ放題にはルールがあるので要確認

さて結局10個の唐揚げを完食した私。まだ数個は食べられそうでしたが、この日はここでストップ。腹八分目くらいがちょうどいいですね。名残り惜しいくらいの個数でやめておくと、また来店したくなるものです。

メニューには食べ放題のルールが記載されています。オーダー前に要確認です

ちなみにこの食べ放題には、シェア禁止、食べ残しは追加料金が発生する場合ありなど、いくつかルールがあります。唐揚げ食べ放題を提供しているお店にはたいてい、同じようなルールがありますが、特に難しいことではありません。オーダー前に確認して、美味しく楽しく食べ放題の唐揚げを満喫しましょう。

(取材年月日:2024年7月22日)

餃子のさんくみ

[住所]東京都立川市曙町2丁目30−1

店舗情報 Googlemap

松本 壮平

ライター・編集者。一般社団法人日本唐揚協会認定カラアゲニスト。生まれも育ちも「からあげの聖地」大分県中津市。年間のからあげ摂取量は300食以上。『食楽web』(徳間書店)、『bizSPA!フレッシュ』(扶桑社)などでからあげの取材記事を担当する。