東京都目黒区|めっちゃらんまん食堂 中目黒高架下店|名物「茶色丼」はボリューム満点のスタミナ系唐揚げ丼!ガッツリ食べて夏を乗り切れ!

 
『めっちゃらんまん食堂』は唐揚げ食べ放題でもよく知られ、ファンの多いお店

唐揚げとごはんを一緒に味わえる唐揚げ丼。

唐揚げの味が移った白いごはんが何とも言えない美味しさを生み出し、ソースやトッピングなどでさらなる味変を楽しめます。唐揚げ定食などとはひと味違った趣がありますね。最近は唐揚げ丼を提供するお店も増えました。デカ盛り唐揚げ丼や唐揚げ丼食べ放題のお店も現れ、若い世代を中心に人気のようです。

今回ご紹介するのはガッツリスタミナ系の唐揚げ丼です。東急東横線・中目黒駅の高架下にある『めっちゃらんまん食堂』は唐揚げ食べ放題でも有名なお店。こちらの新名物「茶色丼」(950円)は”進化系唐揚げ丼”とも言うべき逸品です。茶色といえば肉料理の代名詞のように使われることもあり、このネーミングだけで何やら期待してしまいます。

お邪魔したのはランチタイム。オーダーから6~7分ほどで登場した茶色丼、まずはそのルックスに度肝を抜かれます。「え?ラーメン二郎?」と思ってしまう人もいるでしょう。しかしこれ、れっきとした唐揚げ丼なのです。

これが「茶色丼」。一瞬「ラーメン二郎?」と思ってしまいます
唐揚げ8個にモヤシが約350g。ごはんが見えません

ごはんが全く見えない唐揚げ丼

ラーメンドンブリに唐揚げが8個、モヤシ、ニンニク、そしてゼラチン状のアブラが山のように盛られており迫力満点。ごはんがまったく見えません。どうやって食べたらよいか悩む一方で、果たして完食できるのか、不安もよぎります。しかしひるんでいるわけにもいかず、まずは唐揚げをひと口。1個40~50gほどはあるでしょうか。タレがかかった唐揚げですが、衣はカリッとした食感が健在で甘辛い味わいが肉の旨みとともに重層的な美味しさを演出します。これこそタレかけ唐揚げの醍醐味!この1個目の唐揚げで完食できる自信がわいてきました。

唐揚げにはタレがかかっており、これが肉の旨みと相性良好!

モヤシの上の”山頂”部分のアブラは、背脂を使ってオリジナルレシピで作ったというもの。ひと口ペロリとやれば、トロ~リこってり甘辛な味が口いっぱいに広がります。箸で崩しながら唐揚げにからめて食べるのがオススメ。モヤシは鉄板焼きやステーキなどの付け合わせのものによく似た味わいです。シャキシャキした食感と香ばしい味わいが実にいい!これだけでもごはんが進みそうです。

唐揚げを2個ほど食べればごはんがお目見え。和テイストの「おかかごはん」です

食べながら口直しができるおかかごはん登場

そのごはんも普通のものではありません。いわゆる「おかかごはん」。ちょっと和テイストなさっぱり感もあって、食べながら口直しができるというのもこの唐揚げ丼の魅力のひとつでしょう。ニンニクは薬味のようにして唐揚げにのせて食べると、ピリッとした刺激が出て、食欲を加速させます。

モヤシの上のアブラ。背脂を使って作ったオリジナルのものだそう

なんのかんの言って、結局は完食してしまった私。この茶色丼はごはんが約450g、モヤシが約350gとのこと。唐揚げと合わせると総重量は約1.2kgにもなります。まさにスタミナ系唐揚げ丼です。これから暑くなりますが、これは猛暑を乗り切るスタミナ食のひとつになるかもしれません。

(取材年月日:2023年5月19日)

めっちゃらんまん食堂 中目黒高架下店

[住所]東京都目黒区上目黒3丁目 中目黒高架下
[電話]03-6303-3923

店舗情報 WEBサイト

松本 壮平

ライター・編集者。一般社団法人日本唐揚協会認定カラアゲニスト。生まれも育ちも「からあげの聖地」大分県中津市。年間のからあげ摂取量は300食以上。『食楽web』(徳間書店)、『bizSPA!フレッシュ』(扶桑社)などでからあげの取材記事を担当する。