セブンイレブン、ファミリーマート、ローソン。コンビニのホットスナックのフライドチキンまとめ
各コンビニのフライドチキンブランドを比較しよう
コンビニに入るとレジ横に必ず目につくホットスナック。
買い物ついでに、つい唐揚げやフライドチキンを買ってしまうという方も多いのではないでしょうか?
突然の小腹を満たしたいときや、忙しい中での食事に、熱々の商品を手軽に購入できるのは大きな利点です。
何よりその美味しさとバリエーションにも定評があり、市場のトレンドや季節に合わせて新しい味わいや季節限定の商品を提供していて、多彩な種類のチキンが揃っているのも大きな魅力。
コンビニエンスストア各社は、独自のフライドチキンを提供していて、それぞれのブランドに特徴があります。以下に、いくつかの代表的なコンビニエンスストアのホットスナックブランドとその特徴を紹介します。
セブンイレブンのフライドチキン
-
揚げ鶏
-
ななチキレッド
-
からあげ串
-
お店で揚げた惣菜|からあげ棒
-
ななチキ
セブンイレブンのホットスナックの主力商品は「ななチキ」
2016年11月に「店内で調理しレジカウンターで販売するカウンターフードの新商品」のフライドチキンとして発売されました。2016年と、コンビニホットスナックのフライドチキンのなかではかなり後発の商品ですが、大手の手腕ですぐに認知を獲得しました。
セブンイレブンのフライドチキンの謎「からあげ串」と「からあげ棒」
セブンイレブンには「からあげ串」と「からあげ棒」の2つの類似商品があります。
からあげ串が3個、からあげ棒が4個という違いがありますが、内容はほぼ同じ。どうしてこんな2商品があるのか。実はこの2製品は「店舗設備にフライヤーがあるかどうか」によって変わるんです。店内にフライヤーがあり、レジ横で揚げることができる店舗では「からあげ棒」が提供されます。
しかし、レジ横のスペース確保などの理由でフライヤーのない店舗では電子レンジで調理した「からあげ串」を販売しています。
ファミリーマートのフライドチキン
ファミリーマートのフライドチキンの主なラインナップ
-
ファミから(醤油)
-
ファミから(塩)
-
スパイシーチキン
-
ファミチキ
-
ジュワッと旨い若鶏の唐揚げ
-
クリスピーチキン(プレーン)
-
カルビー監修 BIGナゲット(のり塩)
-
クリスピーチキン(ハバネロホット)
ファミチキは、ファミリーマートが2006年から販売し、主力商品となっているフライドチキンです。
「サクサクッとした衣の食感と、柔らかくてジューシーな鶏肉の旨み」をアピールしていて、クセのなさやオーソドックスさに定評があります。
衣は薄めで、噛むと肉汁がにじむジューシー感が特徴ですが、使われているオリジナルスパイスのレシピは販売開始以降一度も変えていませんが、その内容は企業秘密で、社長とごく一部の社員しか知らないと言われています。
ファミリーマートのフライドチキンの歴史
-
2000年
沖縄でフライドチキンの販売開始
沖縄にある揚げ物文化をベースに米軍基地があることから、フライドチキンを開発した。 -
2001年
<ファミリーマートで骨なしフライドチキンの販売開始
鶏の手羽中を使用したフライドチキンとして「カップチキン」を販売していたがありだったため食べづらいという問題を解決した。 -
2006年
ファミチキの誕生、全国での販売開始
-
2016年
「甘辛味」を皮切りにバリエーション展開開始
-
2017年
ファミチキを擬人化した「ファミチキ先輩」誕生
-
2021年
発売15周年を記念し、自宅で揚げたてのファミチキが食べられるよう「おうちでファミチキセット」が数量限定販売。 「ファミチキ揚げ油」「冷凍ファミチキ」のセット
ローソンのフライドチキン
ファミリーマートのフライドチキンの主なラインナップ
-
からあげクン ザパンチ
-
からあげクン 高知県産 直七すだち味
-
からあげクン しあわせバタ~味
-
からあげクン 北海道チーズ
-
からあげクン大人になったチーズ味
-
からあげクン 現世(うつしよ)味 (うすしお味)
-
からあげクン 濃厚チーズ味
-
からあげクン 「鬼滅の刃」明太マヨネーズ味
-
からあげクン まろやか粒マスタード&ケチャップ味
-
いきなり!でからあげクン ステーキソース味
-
超からあげクン 黒ゴマーラー
-
からあげクン 天気の子コラボ 照る焼きチキン味
-
からあげクン レギュラー
-
からあげクン レッド
-
からあげクン 北海道チーズ
-
からあげクン 夢のミックス味
-
からあげクン レモン味
-
からあげクン 濃厚カルボナーラ味
-
超からあげクン Wペパマヨ味
-
でからあげクン たまねぎみそクリームスープ味
-
からあげクン 辛チー味
-
からあげクン ごま油香る塩味
-
からあげクン 生姜しょうゆ味
からあげクン
白身魚、エビ等の魚介類を使用した「からあげクン」に続く、ひとくちタイプのレジ横ホットスナックシリーズ。
Lチキ
Lチキが初めて登場したのは2009年3月。 当初は128円という価格で販売され、お手ごろな価格と食べ応えのあるボリューム感が受けて、約4ヵ月間で累計約2500万食を突破する人気商品になった。
海からクン
白身魚、エビ等の魚介類を使用した「からあげクン」に続く、ひとくちタイプのレジ横ホットスナックシリーズ。
鶏から
Lチキが初めて登場したのは2009年3月。 当初は128円という価格で販売され、お手ごろな価格と食べ応えのあるボリューム感が受けて、約4ヵ月間で累計約2500万食を突破する人気商品になった。
コンビニのフライドチキンは、地域によってメニューが異なることがあり、地域限定商品が提供されることがあります。また各社で期間限定商品を展開することもあり、多彩な選択肢を提供しています。
ローソンのホットスナックの歴史
ローソンのホットスナックの始まり
ローソンは、1979年にコンビニエンスストア業界で初めてフライヤーを導入して、店内で調理したフライドフーズの販売を開始し、変化し続ける市場のトレンドやお客さまのニーズにあわせた商品を提供しています。
からあげクン
「からあげクン」は、年間約320億円、累計約25.5億食を販売するローソンの看板商品で、100%国産鶏肉のムネ肉を使用し、国内で製造しています。発売当時から価格は200円(税別)のままで、若者を中心に幅広く愛されています。
“指でつまんで歩きながら食べられる”ホットスナックとして1986年に誕生しました。当時、惣菜のイメージが強かった唐揚を、おやつとして食べられるよう一口サイズにしたことで若者を中心にヒットしました。お酒のおつまみとしての需要も広がり、オリジナル商品の販売高上位5品のうち3品が「からあげクン」となっています。(1位:レギュラー、3位:レッド、5位:北海道チーズ)
自治体と連携してご当地食材を使用した地域限定の味や、レストランや唐揚専門店に監修頂いた味、アニメや映画とのコラボレーションなど、30年で165種類発売しています。定番の3種類に加え、様々な限定商品を発売し続けています。
コンビニホットスナックのフライドチキン競争はまだまだ続く!
コンビニホットスナックのフライドチキンは多くの人々に愛され、食べられています。その美味しさと食べごたえは魅力的で、毎度その選択に迷ってしまいますね!
どの商品を選んでも、各社の努力を存分に味わえることでしょう。美味しいフライドチキンの冒険を楽しんでください!
岡崎 龍夫
都内在住のデザイナー、WEBエンジニア。多趣味であり、食べ歩きもその1つ。「DJやさしいおばけ」という別名義を持ってたり、朝日さいたま文化賞(詩部門)を最年少で受賞したりという特異な一面を持つ。 https://twitter.com/obake314