唐揚げ店舗情報

大分唐揚げ専門店 とりあん 幡ヶ谷店

唐揚げ専門店発祥の地として知られる大分県宇佐市。その宇佐にルーツを持つお店は各地にありますが、今回お邪魔したのは東京・幡ヶ谷にある『とりあん』。
宇佐市内に本店を置くお店で「からあげグランプリ」で最高金賞受賞歴があり、イートインとテイクアウトのいずれにも対応しています。

大分産の醤油をベースに十数種類のスパイス、ニンニク、しょうが、玉ねぎ、りんごなどを使用した漬けダレに漬け込んだ、こだわりの唐揚げを楽しめます。

味わったのは「とりあんセット」(骨なしもも・むね各4個、手羽先2本)。
まずはムネ肉唐揚げからいただきましょう。サックリとした歯ざわりの衣です。肉は歯を立てると軽く押し返してくるような弾力を感じますが、これがいい!押し当てた歯に反発するように跳ね返りながら肉の旨みが「ポンッ!」と飛び出してくるようです。あっさりしているのに旨みがしっかりしています。パサつく感じも一切なく、肉汁がにじんでしっとりとした舌ざわりがたまりません。

モモ肉唐揚げは、肉汁たっぷりの正統派醤油唐揚げという印象です。フワリと柔らかい肉からは、濃厚な旨みがとろけるようにして舌の上に張り付いてきます。ムネ・モモいずれも見事なまでの”薄衣”。片栗粉をまぶしたあとに余分な粉をはたいて落とす”後打ち”をおこなっているそうです。

手羽先は肉厚で食べごたえ十分。肉の骨ばなれもよく、肉汁にまみれた肉がカリカリの衣とともに口の中でとろみすら感じる旨みを炸裂させます。

最近は首都圏でもムネ肉唐揚げは一般的になりました。ヘルシー志向の後押しもあるのでしょうがそれもこの12~13年ほどのこと。大分県では古くからムネ肉唐揚げが日常的に食べられており「唐揚げといえばムネ肉だ」という人もいるほどです。
モモ肉と同じように調理しても美味しくはならないのがムネ肉。それが美味しいお店は肉の特性を理解している証でもあり、古くからムネ肉唐揚げを食べる習慣があった大分県では、美味しいムネ肉唐揚げの調理法が早くから見出されていたのかもしれません。

店名 大分唐揚げ専門店 とりあん 幡ヶ谷店
住所 東京都渋谷区幡ヶ谷2-8-9
電話番号 03-5351-1755
営業時間 平日 11:30~14:00 16:30~22:00
土曜 11:30~22:00
日祝 11:00~21:00
定休日 年中無休(臨時休業有り)
席数 10
アクセス 京王新線幡ヶ谷駅北口から徒歩3分
駐車場 なし
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営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。