サイズアップした”グローブ揚げ”を確かめにいく

大皿に盛られた大量の唐揚げを、仲間でシェアして食べる。楽しいひとときですね。今回ご紹介する唐揚げも、仲間内での飲み会などにもってこいのひと品。『旨唐揚げと居酒メシ ミライザカ』の名物「清流若どり骨付モモ一本グローブ揚げ」（1,098円）です。文字通り骨付きのモモ肉を丸ごと一本唐揚げにしたものです。

2017年に実施された日本唐揚協会主催「からあげグランプリ®」の東日本しょうゆダレ部門で金賞を受賞しているこの唐揚げ、私も大好きで、過去に何度も食しています。ところがなんでも最近はそのサイズがアップしているとの情報をキャッチ。もともとビッグサイズだったものがさらに大きく!?一体どれほどのサイズになっているのでしょう？たしかめてみるべく、さっそく『ミライザカ』へ。

オーダーから10分前後で登場した「清流若どり骨付モモ一本グローブ揚げ」。たしかに大きくなっている！思わず「成長した？」なんて言ってしまいたくなるほどのサイズアップ！以前は子ども用グローブのような形状でしたが、なんだか大人用キャッチャーミットにも見えてきます。最大幅は約20～21cmほどもあり、圧倒されます。

ひるんでいるわけにもいかず、ハサミとトングを持っていざ実食。どこからカットしていくべきか悩みますが、骨は一本だけ。あとはほとんどが可食部です。食べやすい大きさにカットしていきますが、これがけっこう楽しい。グループで食べれば、誰がカットするか、どんなサイズにするかなど、盛り上がれそうです。

複数の粉をブレンドしたオリジナル粉の衣はザクザクしたクリスピー感のある歯ざわり。咀嚼音が他の人にもはっきり聞こえるほどで、これまた仲間内で盛り上がりそう。この衣、やや厚めですが香ばしくてなかなか美味しいのです。しょうゆやニンニク、ショウガなどを使った秘伝のタレにしっかり漬け込んだ肉は味がしっかりしています。お酒だけでなくごはんにも合いそうです。とくにショウガの風味が際立っている印象で、飲み込んだあともその味が口の中に残ってしまい、反射的に次のひと口を求めてしまいます。このジャンボ唐揚げ、シェアして食べるのもいいのですが、ひとりでも案外ペロリといけそうなほどの美味しさです。

もう少し軽めがお好みなら”デカ唐揚げ”がおすすめ

もっと軽めの唐揚げを食べたいという人には、こちらの「デカ唐揚げ」（548円）がおすすめ。1個50gほどはありそうな大きな唐揚げが3個盛り付けられていますが、味付けは塩ベースのあっさりめ。ダシの風味が効いた上品な味わいの唐揚げです。
ところでこちらの「清流若どり」とは岩手県、北奥羽、高知県の水のきれいな地域で育った鶏のこと。『ミライザカ』の東日本の店舗では岩手県の「みちのく清流若どり」と「北奥羽清流若どり」を、西日本の店舗では高知県の「四万十清流若どり」を使用しているそうです。店舗によって使う肉が違うので、肉質や食感など、店舗ごとの味の違いも楽しめそうですね。

（取材年月日：2023年1月16日）

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