東京、埼玉、千葉、神奈川の関東圏をメインに展開する、チェーンの激安居酒屋です。ハイボール50円、店内に貼り巡らされたギャグ系のチラシ、「チャイムを鳴らすと強制テキーラ」など、いかにも学生ノリなお店・・・でありながら、実は美味しい唐揚げが食べられるらしい。
メニューを開いてすぐ目に飛び込むのは、「和田ちゃん唐揚げ」の猛プッシュ。どうやら看板メニューのようです。社長であるらしい和田さんの名を冠した唐揚げとは、相当な自信があると見ました。
そんなこんなで注文すると、出てきたのは自分の握りこぶしほどもあろうかという巨大な唐揚げ。表面には怪しげな白い粉が…。これは一体！？
熱々を齧り付いてみます。言われなくても揚げたてとわかる、ざくっとした衣。火傷しそうなほどの熱い肉汁が、口いっぱいに広がります。そして、ほのかに漂うカレー風味。塩分濃いめの味付けで、ついついジョッキを流し込んでしまいました。これは…美味しい！そして、大きい！！到底一口じゃ食べきれません。和田ちゃん唐揚げ一個で、普通の唐揚げの3,4個分はあります。
社長の名前を冠すだけのことはあり、看板メニューにふさわしい堂々たる重量感。そして、押し寄せる旨味のカウンターパンチ。
塩でも醤油でも胡椒なく、「和田ちゃんから揚げの味」としか言いようのない濃ゆい味付けには、どこか病みつきになる魅力を感じます。
思わぬところで、なんとも印象深いこだわりの唐揚げを食べることができました！